2010年02月07日
モラル?
釣りにおいて、ことわざに当てはめてみる。
正直者は損をする。
むしろ嘘も方便かな。
擬似餌での釣りにおいて、魚を騙す訳ですから、
これは偽者です!と、正直に教えては釣れない訳。
人間かて同様、ポイントやリグを簡単に教えてしまっては、
廻り回って自分に帰ってきてしまう。。
時間と労力を使い、開拓したポイント。
その場所・・・知ってる知ってないじゃないのよね~
そこに行く理由や、季節による着き場、
魚の動きを含め、やっと手に入れた情報なのですよ。。
簡単に教える訳にはいきませんがな。
最近思う【信用】って何なんだろう
これを使えば大丈夫!って何がどう大丈夫?
この人に教えても大丈夫!ってその人どんな人?
恩を着せる訳じゃないが、情報に対する恩恵って何かね?
以前、こんな事があった。
そこはまだ、未開の地であり、地形や、昔の地図を見て
私は憶測の元、試しに行ってみた。
初回凸。
普通は、ここには居ないって思うでしょうね。
しかし、1日で全て把握出来る(試せる)訳じゃないから、
腰を据えて通ってみる。
2回目アタリらしきものを感じたが、確信は無い。
3回目・・フッキングまで持ち込んだので、釣れるって事が分かった!!
この時点で1ヶ月費やしてる。
当時友人だったソイツにも教えてやった。
独りでは1ヶ月に3回のペースなのだから、
なかなか調べ切れないから、一緒にやろうって事で。
5回位通った辺りかなぁ~魚の居る範囲が分かってきて、
思った感じに釣れる様になってきた。
ここはシークレットにしよう!って思うのもアングラー心理。
しかし、回を増す毎に、足跡や、岸辺が踏み固められてるのが気になった。
ある時友人に尋ねた。
あそこどう?行ってる?
「行ってる!良く釣れる!」
最近足跡とか多くない?
「・・・そうかな?」
誰かに言った?
「・・・同僚に。でも1人だけだし、俺としか行かないから大丈夫」
そうか。。でもあまり公言して欲しくないなぁ~
「分かった!」
ここまでは本当らしい。
問題はその後。
その1人がやはり誰かに話し、
どんどん広まってしまってたのだ!
数回通ってるうちに、たまたまアングラーに出会った。
挨拶を交わし、「ここ居ます?」ってカマかけてみた。
すると、そのアングラーは答えた。
「居ますよ!私の友人がここを見つけたって言うんで、
最近になって良く来てるんです」
お分かりかな?
結局、友人からどんどん広まってしまってた訳です。
最初、全く別人かも知れないって思いました。
ってか、そう思いたかった。
しかし、この場所は、私は始めて行った時に、
全く入った形跡は無かった。
友人と連れ立って通う際、入り口を作った位ですからね。
他に知る人も居ない筈なのだが・・・
後日改めて、友人に尋ねた。
自白しました。
正直、ガッカリして、付き合いを遠ざけたのは言うまでもありません。。。
【信用】ってどの程度までしたら良いのか。
自分なりの【試し】が必要なのでしょうけど、
私は田舎育ちで、困ってる人を放っておけないタチ。
釣れないって言うなら、釣れる方法、場所を教えたくなる。
1度の裏切りで、一気に冷めた。
でも、みんながみんなでは無いからね!
付き合って、この人なら・・・って思えれば可。
でも、・・・教えたソレが全てでは無い。
いろんな意味を含めて教えます。
そこから先の答えは、自分で導いて下さい。
釣りってそんなトコ(答え合わせ)が楽しいんじゃないかい?
Posted by NAO at 09:22│Comments(0)
│バス釣り
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